睡眠薬の効果とメカニズムって知ってる?

睡眠薬は心身の緊張を和らげて不眠の原因を改善し、寝つきやすくする効果をもっています。

睡眠薬のなかでも入眠作用が強い薬を睡眠導入剤と呼びますが、いずれも睡眠作用があるという同じ意味で使われる場合もあるのです。

そして超短時間・短時間・中間・長時間という作用型の違いがあり、効果の持続時間が異なります。

それぞれどのような効果があり、睡眠薬のメカニズムはどうなっているのか紹介します。

睡眠薬の効果と作用時間

不眠症を改善するうえで、睡眠薬が持っている効果と作用時間について知りましょう。

効果を知らずに「眠くなれるはず」という期待のなかで、疑問を抱きながらも十分な効果が得られない睡眠薬を飲み続けている方も多くいます。

自身の症状に適した睡眠薬を選ぶためにも、効果と作用時間について理解しておくことは、安全な治療にもつながるのです。

いま一般的に多く利用されている睡眠薬には、脳内の睡眠システムであるGABAの働きを促進させる効果があるといわれています。

それによって脳の興奮が抑制されて、不安が軽くなって気持ちが落ち着くのです。

同時に身体の緊張も緩和されることで、眠気を引き起こしやすい状態になります。

このタイプはベンゾジアゼピン系や非ベンゾジアゼピン系と呼ばれていて、現在不眠症の治療に用いられる睡眠薬も当てはまるのです。

それでは、どの作用型の睡眠薬で時間はどれほど続くのか、確認しましょう。

【超短時間作用型】
効果のピークを1時間程度で迎え、作用時間は3~5時間程度。
翌朝の目覚めたときに作用が残りにくいためスッキリ起きやすい特徴をもつ。

【短時間作用型】
効果のピークを1~3時間程度で迎え、作用時間は6~10時間程度。
入眠障害だけでなく、中途覚醒にも効果が期待できることで比較的使いやすい。

【中間作用型】
効果のピークを2~4時間程度で迎え、作用時間は12~24時間程度。
中途覚醒や早朝覚醒に適していて翌日まで作用を持ち越す場合もあるが、抗不安に対する効果も期待できる

【長時間作用型】
効果のピークを3~5時間程度で迎え、作用時間は24時間以上。中間作用型に似ていて、より長い持続作用はあるが作用の持ち越しも長く続きやすい睡眠薬。
日中も強い眠気を引き起こす可能性があるので、服用後の運転や高所での作業は避ける必要あり。
翌日休みの前夜などの服用がおすすめ。

このように短時間作用型から長時間作用型まであり、効果が強ければ強いほど次の日への影響も残りやすくなるのです。

睡眠薬のメカニズムとは

机の上に本が広げられている
現在主流となっている睡眠薬は、GABAに作用することで眠気を引き起こすメカニズムを持っています。

睡眠システムとも呼ばれるGABAは、脳内の抑制性神経伝達物質でありシナプスという神経細胞間にある伝達部より放出されるのです。

このとき特定のイオンが神経細胞内に入り込むことにより、神経が興奮したり抑制されたりします。

そして気持ちが落ち着いていたり眠いときなどは、GABAが放出されて受容体に結合することで塩化物イオンが神経細胞内に入り込み、神経活動は抑制されるのです。

睡眠薬を服用すると、神経活動の抑制に影響するGABAの働きを促進させるため、塩化物イオンによる神経細胞への影響も増加します。

こうして眠いとき同様の状態を作り出すことで睡眠を誘発するのです。

自分自身に合うタイプを選ぶこと

現在主流となっているベンゾジアゼピン系や非ベンゾジアゼピン系の睡眠薬のメカニズムは、似たような働きをしています。

そのなかでもベンゾジアゼピン系は催眠作用のほか抗不安とともに筋弛緩作用もあって、強めの作用でふらつきなどの副作用も比較的起こりやすいでしょう。

しかし非ベンゾジアゼピン系は催眠作用だけで、抗不安作用はなく軽めの作用なので副作用も抑えられています。

睡眠薬は超短時間作用型・短時間作用型・中間作用型・長時間作用型に分類され、持続作用が大きく異なるため症状に合わせて薬を選ぶ必要があるのです。

効果やメカニズムを知った上で自身の不眠症状に合ったタイプの睡眠薬を選び、睡眠が十分にできる快適な日常を送りましょう。

更新日:

Copyright© 不眠症を治したいあなたに睡眠薬通販を知ってほしい , 2019 All Rights Reserved.